胃捻転は、胃がねじれてしまい、胃の内容物が食道にも腸にも移動できなくなる病気です。

胃捻転を起こすと、胃にガスが溜まり、胃が膨らんでいきます。

さらに胃の周辺の血管もねじれてしまうため、他の臓器や全身の血液循環が悪くなり、心臓にも悪影響を与えてしまいます。

胃捻転は、食事の直後に激しい運動をして発症するケースが大半です。

そのため、食事は一度に大量に与えるのではなく、回数を分けて与えるようにしましょう。

また、食事の直後の運動も胃捻転の原因になりますので、普段からお散歩の後に食事を与える習慣を付けるようにしましょう。

他にも、胃下垂、遺伝的要素、胃を支える靭帯が伸びている、などから胃捻転を引き起こす場合もあります。

特に老犬は胃の靭帯が伸びている事が多く、胃捻転を起こしやすいため、食事の後の運動は控えるように注意しましょう。

もし、急な下腹部の膨らみ、吐きたくても吐けない様子、呼吸が速い、などの症状を見かけたら、胃捻転の恐れがありますので、早急に動物病院で詳しい検査を受けるようにしましょう。

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